豚ちくわのフルーティーぺぺ
【栄養説明】
動物性たんぱく質である仙崎ちくわと豚肉、植物性たんぱく質の枝豆に、たんぱく質代謝に必須となるビタミン B 群(豚肉、枝豆共に豊富)、たんぱく質の吸収を促すビタミン C(枝豆やキウイに豊富)、そして、腸内環境まで整えてくれる食物繊維(枝豆やキウイに豊富)、フィトケミカル(抗酸化成分は枝豆、キウイに豊富)まで全て網羅。少ない食材、そして簡単調理ですが、若年層に食べて貰いたい栄養素が凝縮している斬新レシピです!
(枝豆)
野菜の中でもたんぱく質が豊富な枝豆(仙崎ちくわや卵に匹敵!)は、食欲が無い時でもたんぱく質とその吸収性を高めるビタミン C が同時に摂れるお助け野菜。豆の特徴である大豆イソフラボンに加え、元気の源、ビタミン B 群も豊富。正に豆と野菜の良いところどり。徹底的に意識してビタミン B 群を摂取ていても、もともとの必要量が多く、また身体のあらゆる部分に使われ大量消費する栄養素がビタミン B 群。また枝豆は集中力に関わる大豆レシチンを含み、脳を活発に動かしたり、疲労回復時に大活躍する食材と言えるでしょう。栄養価が高く且つ手軽なためアスリートの食卓にも頻繁に利用されています。
枝豆は茹でずに蒸し焼きにすることで栄養が損失せず、甘みも栄養もお得!油と一緒に摂取することにより、脂溶性ビタミンやカロテノイドの吸収率もアップ。枝豆の近年の注目研究は、食すことで「グルタチオン」濃度が上がること。グルタチオンは強力な抗酸化物質であると共に、様々な有害物質を処理する有能な解毒物質としても活躍。このグルタチオンの産生量を上げる方法として枝豆を食べることを推奨する研究者の先生もいらっしゃいます。
(豚肉)
美味しさは勿論、お値段もお手頃。その上、ビタミン B1をはじめとするビタミン、ミネラル、良質なたんぱく質をバランスよく含むアスリート食材。血流改善の観点からみると、豚肉はナイアシンが豊富で、ここに血管拡張作用と血行促進効果が期待できる。(冷え性や頭痛を改善する)これは余談ですが、豚肉はアミノ酸として遊離してくる成分が多いことが知られている。グルタミン、アラニン、そしてカルノシン、ロイシンが非常に多い。カルノシンは老化をはじめ機能の低下に関係する酸化ストレスを消去する働きが。疲労回復にも効果的。ロイシンは筋肉の分解を抑制し合成を促進することが明らかに。ロイシンを摂取すると運動の持続性が向上し、寝ている間に筋肉合成が進んで大きくすることに繋がる。筋肉が大きくなれば運動能力が向上し、基礎代謝量も増すため、太りにくい体づくりが可能となります。
(キウイ)
たんぱく質 分解酵素 の (プロテアーゼ)を持つ食物 。 アスリートだけでなく、健康を気遣う全ての老若男女の栄養補給源として重要な果物。適度な水分摂取ができることに加え、ビタミンやミネラル、強力な抗酸化作用を持つポリフェノールなどの機能性成分も非常に豊富に含み、更にはエネルギー源としても利用できる食材。スポーツシーンでは、けがの治癒や予防、トレーニングなどで過度なストレスがかかった選手の心身の回復やリフレッシュに最適。果物に多く含まれるクエン酸には疲労回復のほか、ミネラルの吸収を高める作用が期待できます。酸味と甘みのバランスのとれたジューシーな味わい。包丁で半分に切ってスプーンですくうだけで手軽に食べられる果物。不溶性と水溶性の食物繊維をバランスよく含むので、腸によい食物や生活習慣を取り入れる「腸活」にも大変有効。ビタミン B1 やビタミンCやタンパク質、鉄など17種類の栄養素の含有量を比較した「栄養素充足率スコア」ではキウイが果物の中でもトップクラス。毎日の食卓で積極的に利用したい。このレシピではどちらかと言えば、ゴールドキウイの方が味覚の点での相性が良さそう。
※キウイはグリーンが食物繊維が豊富、ゴールドがビタミン C の含有量が多いタイプとなります。
斬新ですが、キウイが非常に良い味を出してくれます!キウイにしか出せない風味豊かさが纏います。料理酒は白ワインにするとおそらくもっと良さげですが、今回は馴染み深い料理酒で。栄養価が抜群に高くまた調味料が塩だけとは思えない美味しさになります。夫の一押し!
■仙崎ちくわ 3本 ■豚薄切りもも肉 100g ■ミニトマト 3 個 ■キウイフルーツ(ゴールド)1個 ■枝豆 50g(約20さや) ※食べるときは豆をさやから出してくださいね。 ■にんにく 1片 ■料理酒 大さじ1 ■塩、黒胡椒 適量