fujimitsu
山瀬さん考案
たんぱく質いっぱい! サラダがジューシーの爽やかクリーミーソース

たんぱく質いっぱい!

サラダがジューシーの爽やかクリーミーソース

  1. 鶏むね肉は一口大に切り、塩で下味をつけてから全体に片栗粉をまぶす。水を沸騰させた鍋の中に鶏むね肉を入れて火を通し、冷水で洗い水気を切る。(水晶鶏という調理方法)
  2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、冷蔵庫から出したての卵を中火で5分〜6分茹でる。直ぐに冷水に入れて冷まし、ひびを入れて殻をむく。(卵の半熟がポイントになります)
  3. アボカドは種と皮を除き、一口大に切る。
  4. ボウルにクリーミーソースの材料を入れてかき混ぜ、①②③とサラダがジューシー・ミックスビーンズを入れて味を整える。
  5. 器に盛り、包丁で小さく切った残りのレモンを添えます。半熟卵は、最後に丸一個入れて食べやすく潰します!

【栄養解説総合】
動物性たんぱく質のサラダがジューシー、半熟卵、鶏むね肉、ヨーグルトと、植物性たんぱく質のミックスビーンズ、アボカドを組み合わせ、更にたんぱく質の代謝を促すビタミンB6はアボカド、鶏むね肉に豊富。世界一栄養価の高い果物としてギネスブックに記録されるアボカドはたんぱく質の吸収を司る腸内環境の改善に役立つ食物繊維の宝庫!レモンで不足しがちなビタミンCを補いながらたんぱく質の吸収を促していく。このレシピで使った食材はどれも非常に栄養価が凝縮されたもので、正にたんぱく質を摂取したい40代〜50代にオススメ!

半熟卵から黄身がトロリとヨーグルトに溶け込んで、非常に美味なクリーミーソースになりました。意図しようとしたわけではなく、試作時にたまたまこうなりまして夫が大絶賛。卵は半熟卵や温泉卵の方が消化が良く、試合日はこういった完全に火を通しきらない卵を用いることが多いです。畑の肉である大豆(ミックスビーンズ)は、大豆の蒸し煮や大豆缶、大豆の水煮を利用しても勿論良いです。豆はどの種類でも栄養の宝庫で、我が家ではほぼ毎日、何らかの豆を摂取しています。

たんぱく質摂取のコツや特徴を捉えれば、ヨーグルトソースだけ覚え、たんぱく質を組み換えていけばアレンジはいくらでも可能です!例えば、たんぱく質の構成部分(このレシピでは動物性たんぱく質のサラダがジューシー、半熟卵、鶏むね肉、ヨーグルトと、植物性たんぱく質のミックスビーンズ、アボカド)を、エビやタコ、イカ、サーモンや豚の薄切り肉、枝豆、すりごま、アミノ酸スコアは低くなりますがじゃがいもやかぼちゃにもたんぱく質は含まれます。このように手軽なたんぱく質で栄養学から覚えて選択していけると最高です。

近年注目の鶏むね肉のイミダゾールジペプチド
イミダゾールジペプチドの疲労感を抑える効果が大変注目されています。これはアミノ酸が2つ繋がった抗酸化物質で筋肉や脳に多く含まれています。渡り鳥が長い距離を飛び続けたり、マグロがものすごいスピードで泳げたりするのもこのパワーのおかげ。(その他カツオなど)イミダゾールジペプチドはレモンに含まれるクエン酸と組み合わせて摂取することで相乗効果が期待できる為、この食材構成にしています。


【たんぱく質摂取について】
たんぱく質を手軽に摂取できる代表的な食べ物と言えば卵。魚肉練り物のカニカマ100gは卵100gと同じ12gたんぱく質を含み、低カロリー、低脂質の為、カロリーが気になる人にとってはうってつけの食べ物。更に、使い勝手の良さもオススメポイント。

(動物性2:植物性1が理想の配分)
肉はたんぱく質量が多く吸収率も高いが部位によっては脂質が高め。とりすぎると肥満や腸内環境の悪化に。一方、植物性たんぱく質の代表、大豆はタンパク質量は肉より少なく吸収率も低いが脂質が低く、たんぱく質を吸収する腸内環境を整える食物繊維が豊富。動物性と植物性、ふたつのたんぱく質を組み合わせると、必要なビタミン&ミネラルを多く摂取出来る。唯一不足するのがビタミンC。ビタミンCは組織を作るコラーゲンの合成に必須なので野菜から摂取を。

 材料( 2人前 )

■サラダがジューシー(大)【1パック108g】  ■鶏むね肉 100g  ■ミックスビーンズ 50g (大豆水煮でも) ■半熟卵  2個  ■アボカド 1/4個  ■塩、片栗粉 適宜 ■【クリーミーソース ヨーグルト】〇ヨーグルト 大さじ5  〇オリーブ油  大さじ1 〇レモンの搾り汁 1/4個分(半分は仕上げの添え用) 〇塩 適宜        

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